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先の理事長鈴木秀夫先生の後を受けて微力ながら湘和会湘南記念病院の理事長を務めさせていただいています。

業務の輪郭は把握してきたつもりですが、実際には院長をはじめ多くの職員の協力に助けられているのが現状です。
医療崩壊が話題になりはじめてから、社会保障の制度はますます混沌の世界に入り込んでおり、出口の判りにくい複雑な状況にあります。

当院は早くから地域に密着した医療を目指し、集中的に治療する病院という機能に加えて、連動して活動するクリニックを通して退院後のさまざまなお手伝いを実践して参りました。

今後も地域の要請に応えられるようさらに機能を強化しながら、改善努力を続けていく所存です。
ご家庭を病室にして、医師をはじめとする医療団が見守る、駆けつける、施術することで、心地よい暮らしを応援する仕組みをもっと普及させていきたいと考えています。

2018年の夏に湘南鎌倉総合病院が鎌倉市医師会に入会され、大船中央病院も含め鎌倉市内および近郊の救急医療体制や災害時防災体制など、医療機関同士の連携がよりスムーズなものとなりました。
急性期脳卒中や心筋梗塞などは、湘南鎌倉総合病院に依頼するなど病状に合わせた医療分担が進んでおります。
湘南記念病院は急性期病棟50床地域包括病棟60床療養病棟37床です。
他医療機関が満床で救急搬送後入院できない患者さんも積極的に引き受け、鎌倉市内の救急患者さんのたらい廻しということは皆無になっております。
湘南記念病院では退院後の在宅における訪問診療、訪問看護機能も有しており急性期から在宅医療まで切れ目のない治療を行っております。
鎌倉を中心に逗子、葉山、藤沢、横浜地区の医療、看護、介護との連携を深め地域医療に貢献しております。
患者さんには常に優しく、自分自身次の3つを日々の諫めとしております。

1)辛い苦しいを言わない
2)怒らず他人の悪口を言わない
3)来る仕事はすべて喜んで受ける

私達はそれぞれの場面でいつまでも、やさしく、あたたかく、信頼していただける医療を続けたいと思います。
よろしくお願い致します。

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